入社する人・退社する人
こんばんは。
仕事で人事を担当されているという方、
人を面接で見る時、どんなことを重視していますか?
外見、受け答え、考え方、人柄、常識、履歴、意気込み、
いろいろな基準があると思います。
インターネットによる求人サイトが充実しつつある昨今で、仕事を探す側が仕事を選びやすい環境が整ってきているようにも思います。
が、会社側に何かしらの問題があったりしてなかなか人が居着かない、そもそも募集しても人が入って来ないなどの問題もあったりします。
そもそも人が入って来ないというのは、なかなか対策が取り難いように感じています。
今の私の勤めているところなんかがそうです。
仮に人が入社したとしても、長続きせず、入れ替わりが激しくなってきているように思います。
しかし、長く勤めている古株の方は確かに今もいるのです。
そこで考えられるのは、仕事内容よりも、やはり人間関係にあるのではないか、ということです。
古株メンツで固まっている社員環境というのは、昔からの常識や境遇にとらわれ過ぎていて、新しい社員が入ってくることに対する環境の変化に付いていけないように感じられます。
まぁ平たくいうと、社内イジメ…とまではいきませんが、どこかで新しい人員に対する扱い方にフォローができない、新しい人は自分達のやり方に合わせるのが当然でしょ?と言わんばかりの空気を出している、ということが問題の要因になっているのではないでしょうか。
特に若い人は自分の置かれている扱いや、雰囲気に敏感です。
昔と違って、嫌だったら仕事を辞めればいいと、割ときっぱり切り替えられる時代になっているのだと思われます。
結果、自分に合わないから辞めていくという状況。
居着くのは、古株と同じような思想の考え方で、またその環境が固まるという悪循環。
しかし、私自身の意見としては、今の若い人の考え方が決して間違っているとは思えないのです。
確かに、まだ仕事もまともに手を付けない内から、自分に合わないと決めつけるのは良くないと思いますが、人間関係については、運や縁なんかも大きく絡んでくる問題なので、わざわざ自分と合わない相手や環境に無理に合わせようとして精神的に自滅していくよりは、きっぱり次の方法を考えられるその潔さは見習う部分もあると思っています。
環境も、時代も、行動も、常識すらも常に変化しているのだと思います。
自分もいずれそうなってしまうのかとも思いますが、高齢になってくるとその変化に付いて行けず、結果、人の意見を聞かないクソジジイ・クソババアがまた一人出来上がる訳です。
どんな人を面接で採用しようと、そもそも早い段階で簡単に辞められてしまっては、会社側からすると当然おもしろくはない訳です。
ここまでくると採用しようと思った時、来てくれた人、余程の極悪人じゃない限り採用してしまうという状況になってしまいます。
今そんな状況を客観的に眺める一社員に私がいる状況です(笑)
今後どうなるか分かりませんが、将来自分がもっと古株になって歳を取った時、
時代の変化に少しでも付いていけていたらなとじみじみ感じています。