世の中に適応すること
こんばんは。
連休五日目。ようやく半分が過ぎました。
やはり、四日以上のお休みは人をダメにするなぁと、しみじみ感じます。
オンオフの切り替えといいますか、メリハリを無くすと自分の人生の生産性が落ちていくものなのかもしれません。
今日スーパーに買い物に言ったら、御高齢のお年寄りが、なにやらレジの店員さんに、カードやら割引やらの説明を求めていたらしく、店員さんも困った様子で説得しているのを見かけました。
なんといいますか……この御時世、お年寄りが生き難い世の中になったなぁと、よく感じます。
一昔前では考えられなかった、電子マネーの決済やキャッシュレス化、ポイントカードの急増やネット通販の一般化、インターネット、携帯電話、スマホ、リモート化などなど、技術は進歩しても、人間の理解は退化する一方な気がしてきます。
加えて、この新型コロナウイルスによる、持病がある方や御高齢の直接の命に係わる危機。
このままでは「お年寄りみんな生きていられない環境になってしまうのでないか」とふと考えてしまいました。
もちろん好奇心旺盛な方や、常に変化に柔軟に対応しようとするお年寄りの方もいらっしゃるとは思いますが、基本的に、年齢を重ねると考えが固執しやすく、自分の生きてきた経験に頼り過ぎるという傾向があるのでないかと思っています。
私も今は30代前半ですが、これから生きていく中で、もっともっと変化していく社会システムや技術の進歩、一般常識などに柔軟に対応しつつ、きちんと情報や知識を得つつ、自分で選ぶ癖をつけていくことが大切なのだと考えさせられます。
そして自分が今よりももっと歳をとった時、どのように生きていけているか、適応していけているか、周りに迷惑ばかりかけていないか、そういったことを考えていけたらなぁと思っています。
実際のところ、今のお年寄りがこの電子系のシステムを理解しようとするのはかなり大変なことではないかと思います。
私の父ですら、覚えようともしないですしね。(笑)
ただ分かる分からないは二の次にしても、まずは分かろうとすることが大事なはずです。
分かろうとすれば、生活していく中で改めて気づく点もあるでしょうし。
こればかりは、「やれ」と言われて積極的にやってくれるものでもないでしょうから、結局は各個人の意思に委ねるしかないというのが人間の辛いところです。
何をどうしてみても、最終的には「人の振り見て我が振り直せ」
これを私達は常に意識していく必要があるのではないでしょうか。