ヒトスキズキな話

継続は力なりをモットーに続けている雑記ブログ。一応現在シーズン2的な扱いである。

若い頃にはいろいろある。

こんばんは。

 

私は昔一度だけ新宿二丁目を歩いたことがあります。

 

私は田舎人なので、そもそも都心に行くこと自体あまりないのですが、まだまだ若い頃、ネットで知り合った相手と一緒に行ったことがあり、今日はその頃の話をしたいと思います。

 

既に社会人になっていた私は、就職先で思うように仕事が覚えられず、人間関係も上手く付き合いきれずに、半ば自暴自棄になっていたのかもしれません。

 

当時、携帯のウェブ上で同性愛向け出会い系のサイトがあり、何一つ満たされることのなかった生活から、何か…何かを変えたかったんだと思います。

 

…と言えばまだ聞こえがいいとは思いますが、実際は、心の寂しさから行動に移していたんだと思います。

 

そこで知り合った相手と、今度会おうという話になり、年末の休みを利用し、東北地方からはるばる東京まで向かうことになります。

 

約束していた場所で落ち合って、私はこの時初めて自分以外の同性愛者と、面と向かって話をしたのを覚えています。

 

その翌日の夕方に新宿二丁目に行くことになるのですが、その際、ゲイパレード(?)をやった後だったらしく、特に同性愛者が集まっていた状態だったらしいです。

 

当時の私は、どうしたらいいか分からず、その相手に連れられるまま、出店やらバーやらを見て回り、そして最後には泊まるところが無いような時間帯になってしまった為、近くの仮眠所、所謂、ハッテン場へ連れていかれました。

 

私はハッテン場の意味を、なんとなく分かってはいたのですが、実際見るのも入るのも初めてだったので、あの異様な雰囲気に完全に気圧されていて、不安と若干の恐怖が入り混じった気分であったのを覚えています。

 

というか今思えば、知り合って間もない経験の少ない相手をこんなとこに連れて行くなよ(笑)と思います。

 

そのハッテン場では何が異様だったかというと、まぁ…ある程度はお察しくださいという感じですが、まず入って一番に感じたのは、空気。

 

おおよそ一般の施設に人が多数いたとしても感じるようなことはまずないだろうと思われる、生暖かく、今まで感じたことのない雰囲気。

 

次に人とすれ違う度にさりげなく、でも確かに感じる視線

 

私を連れてきたその相手は、そもそもハッテンする気自体はなかったらしく、どこか適当に空いているスペースで寝ればいいよ。と簡素な説明を残して一人どこかに寝に行き、残された私も空いているスペース(?)に寝ることにしました。

 

そこから私のちょっとしたトラウマが生まれる原因になる出来事が起こるのです。

 

と、続きはまた次の機会。

 

別にもったいぶるような内容でもないのですが、切りどころが見つからないので、とりあえず今日はここまでにしたいと思います。

 

地元にもハッテン場と呼ばれる場所はあるのですが、正直今でもどのように行動したらいいか分かりません。

 

もちろん私からハッテン場を進められる訳でもないですが……